■ プロジェクト概要
30〜40代女性をターゲットとした、ハンドメイドアクセサリーのInstagram広告バナーを自主制作しました。
「自分へのご褒美として大切にできるアクセサリー」をコンセプトに、希少性のあるハンドメイド作品の魅力を視覚的に伝え、販売サイトへの訪問数増加および新規ファンの獲得を目的として設計しています。
女性向けハンドメイドアクセサリー市場において、価格や商品数などの情報を中心に訴求する広告が多い中、本制作では視覚的な魅力と世界観によってユーザーのスクロールを止め、クリック(CV)へつなげる広告設計を重視しました。
■ 課題と目的
想定クライアントの課題は、販売サイトの訪問数が少なく、新規ユーザーとの接点が不足していることです。
既存の広告は情報量が多く実用性に寄っている一方で、デザイン性が低く、Instagram上での視認性や興味喚起が弱いという問題がありました。
そのため本バナーでは、
・販売サイトへの訪問数向上
・新規ファンの獲得
・スクロール中に視線を止めるクリエイティブ設計
・クリック率向上(CTR向上)
を目的として制作しました。
■ ターゲット設計
30〜40代の働く独身女性をメインターゲットに設定しています。
⭐️ターゲット像
・毎日仕事に忙しく、自分の時間が限られている
・日常の中で小さな癒しやご褒美を求めている
・上質で長く使えるアクセサリーに価値を感じる
・Instagramでファッション・インテリア・ライフスタイル投稿を閲覧している
このターゲットに対し、安心感・温かみ・穏やかな時間を感じさせるデザインが共感を生み、クリックにつながると考えました。
■ デザインコンセプト
⭐️コンセプト
「穏やかな時間の中で、自分だけの小さな幸せを見つけるアクセサリー」
⭐️伝えたいメッセージ
「ほっと一息、自分へのご褒美にささやかな幸せを」
⭐️デザインの狙い
・親しみと安心感を与える世界観
・自分のために選びたくなる情緒的な訴求
・商品を主役にしたビジュアル設計
視線の流れはZ型レイアウトを採用し、
自然に行動へ誘導する導線設計を行いました。
■ 配色・フォント・素材設計
⭐️配色
・ベース:ブラウン(温かみ・安心感・ナチュラル)
・アクセント:ミモザのイエロー(春・華やかさ・視認性)
・商品カラー:ゴールド(上質・ご褒美感)
ゴールドアクセサリーの魅力を引き立てるため、**暖色系で統一し、世界観と商品価値を両立**させています。
⭐️フォント
・キャッチコピー:丁寧で柔らかい印象のフォント(世界観重視)
・販促情報:視認性・可読性を重視したフォント(機能性重視)
情緒訴求と販促訴求をフォントで役割分担することで、読みやすさとブランディングを両立しました。
⭐️差別化ポイント
・商品写真を主役にしたビジュアル設計
・情報を削ぎ落とした洗練されたレイアウト
・世界観を重視した広告クリエイティブ
■ Instagram広告としての設計
⭐️スクロールを止める工夫
広告感を抑え、アートギャラリーの1枚のようなビジュアルを意識し、見惚れてしまうようなデザインにしています。
⭐️スマホ最適化
・中央配置によるレスポンシブ対応
・ 小さい画面でも情報が読み取れる設計
・重要情報の優先配置
⭐️CV導線設計
・右上に「数量限定」を配置し緊急性を訴求
・右下にCTAボタンを設置しクリックを誘導
・ブラウン背景に対しイエローCTAで視認性を強化
視認性・緊急性・行動導線を組み合わせたCV設計を行っています。
⭐️UIを考慮した配置
Instagramの操作導線を考慮し、ユーザーの視線が集まりやすい右側にCTAを配置しています。
■ 制作プロセス
⭐️リサーチ
Instagramリール広告を50件以上分析し、
・構成パターン
・配色傾向
・CTA配置
・ 視線誘導
・差別化ポイント
を整理した上で設計しました。
⭐️制作フロー
1. 競合リサーチ
2. ターゲット設計
3. 手書きラフ作成
4. デザイン3案制作
5. 視認性・導線を基準にブラッシュアップ
マーケティング視点を取り入れたデザインプロセスを意識しています。
■ 成果・学び
⭐️得られた学び
・Instagram広告における視認性設計の重要性
・ Meta広告の基本構造
・CVを意識したデザイン設計
・マーケティング視点でのクリエイティブ制作
デザインは見た目だけでなく、販促・CV・ユーザー心理を考慮して設計する必要があることを学びました。
⭐️難しかった点
・多様な画面サイズへの対応
・情報量と余白のバランス
・商品を主役にしながら世界観を維持すること
⭐️最も工夫した点
商品写真を主役にしつつ、背景と自然に調和させる素材設計です。
違和感なく世界観に溶け込むよう、色・光・配置のバランスを調整しました。
⭐️今後の改善
・光とシャドウの設計を強化
・明暗コントラストで没入感を向上
・より感情に訴えるビジュアル表現の追求