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概要
大学1回生時、学園祭にてサークル活動の周知のため制作した作品です。本文執筆は私が、表紙イラストとカバーデザインはグラフィック部員が担当しました。また製本作業はサークル全員(約15名ほど)で行いました。
制作期間はフォーマット作成に1週間、設定構想などに1週間、本文執筆に1.5ヶ月の計2か月ほどになります。
内容
近未来、宇宙規模の大国「アリサル」の傘下に同盟という形で入ることになった地球。
アリサル主導による火星のテラフォーミング計画に参加した日本州第404部隊の知られざる日常が、彼らが書き記した日誌を通して浮かび上がる。
作品の見どころ
「兵士は人であり、数字で表される存在では決してない」をテーマに、人々の交流を描いています。
火星で巻き起こる様々な出来事に対して隊員たちはどのように反応し、解決するのか。そしてアリサル人(作中に登場する宇宙人)とどのように接していくのか。
また作品の構造上、出来事の全てが語られないようになっています。一つひとつの発言の裏にどんなことがあり、どう考えたのか。人物像や出来事を想像してお読みいただけると幸いです。
作品作成時の注力ポイントやエピソード
「兵士という肩書の人間が書いている」「作品中のしがらみにより語ることのできない事実がある」
これらを表現し隊員たちの人となりを際立たせるため、実際に日誌形式のフォーマットを作成し、人名や出来事を伏せる形で執筆しました。
また隊員たちの口調や思考などキャラ設定をきちんと練り込み、名前が伏せられていても誰が話しているのかわかるようにしました。
火星で次々と出来事が起こり、隊員がそれらに対し思ったことを記す……という構造から、出来事のアイデアを大量に用意する必要があり、事件を生み出すのに苦労しました。
またフォーマットの特殊性から印刷時にトラブルが発生し、その修正のため徹夜で作業をしたこともありました。その際にはメンバーだけでなく先輩方まで手を差し伸べてくださり、なんとか〆切までに予定冊数を用意することが出来ました。
文章を書いたのは私ですが、サークル全員で協力しなければこの作品が日の目を見ることはなかったと確信しています。
作品の成果
2019年度の学園祭にて50部全てを頒布できました。