誰かの「もやもや」を解消する、アイデアと取り組み。
なぜ手に取りにくいのか?
心の引っかかりをデザインで解消する。
本書は「ネガティブをポジティブに。ハードルを下げるデザインとは?」をテーマに、
これまで「買いにくい」「選びにくい」とされてきた商品のデザインに焦点をあてた一冊です。
生活に必要でありながら、恥ずかしさやコンプレックスなどの心理的要因によって購入をためらってしまう商品。
そうしたジャンルをデザインの力で、手に取りやすい存在へと変えてきた事例を紹介しています。
過去から現在までのデザインの変遷、デザイナーや開発者の思考プロセスをひもときながら、
視覚的な美しさだけでなく「選ばれる理由」を生み出すための具体的なデザイン戦略を紹介。
「普通のものを価値あるものに」「美しいものをさらに美しくする」といった従来の王道プロセスではなく、
手に取りにくいものを手に取りやすくするという発想にフォーカスしました。
性別による購入時の気まずさ、買うことそのものに抵抗を感じる商品、
自身のコンプレックスと向き合うための商品など私たちの身の回りには
数多くの「手に取りにくい商品」が存在します。
デザイナーだけではなく商品開発やマーケティングなどに関わるすべての人に向けて、
実践的なヒントと新たな視点を提示したデザイン書です。