概要
異なる3つの素材で構成した立体物に対し、素材表面を接写した映像を投影するインスタレーション作品。
コンセプト
素材そのものが持つ質感と、映像が与える質感の印象に着目した作品です。
支持体となる立体物とテクスチャ映像を重ね合わせることで、質感を視覚的に提示することを試みました。
制作意図
人が物体を認識する際には、視覚だけでなく触覚や経験も大きく影響しています。
本作では実際の質感と、鑑賞者が受ける印象の間に生じる、ずれや違和感に着目しました。
オブジェが持つ現実の質感に、玉ねぎの細胞、トイレットペーパー、やすりなど、異なる質感を持つ素材を接写した映像を投影することで、複数の質感を同時に提示し、鑑賞者の中で質感が再構築されることを目指しました。
備考
当時の映像データおよび展示記録は現存しておらず、タイトル画像のみ保管。