▼Visits 33,995 / Favorites 4,786
(2026年8月時点)
紀貫之の和歌「久方の」に、自分なりの世界観を重ねて作りました。
「なぜ桜は散るのか」という無常の想いに、それでも残るものはあると、やさしく応える空間を目指しています。晩春のはかない景色の中にそっと残る、やさしい記憶のような世界です。
制作期間は1週間ほど。流れる花筏の表現はあまり見なかったので、動きの演出に挑戦しました。
空からやわらかいピンクの光が差し込むよう、色味や霧の演出にもこだわりました。アバターも違和感のないレベルで、ほんのり桜色に染まるように調整しています。
小川の中央にはボートがあり、スイッチを押すと桜のティーセットが現れます。はかなく散っていく桜を愛でながら、季節のお菓子をゆっくりと楽しめるひとときです。
ボートの反対側には小石を3つ置き、そのうち1つだけに花びらをハート型に集めています。
地面に落ちた花びらを並べてアートを作るのがSNSで話題になっていたのを見て、この世界の住人も同じように遊んでいたらいいなと思って仕掛けました。少し目立ちにくい場所にありますが、訪れた人にこの発見を楽しんでもらえるようにと考え、配置しました。
小さな手持ちの桜も用意しているので、間近で桜を眺める体験も楽しんでください。