花弁散る宵の道
退屈に独り歩き
果てる所まで行けないかと
尋ねるあてもないから
深い黒の空見上げた
明日に来る迷い道
ぬらりくらり歩くだろう
裾についた一つ花弁
暗くてよく見えないな
今日に留まっていられるなら
顧みずに今を追うよ
月明かりが照らしてくれるなら
なお美しい独りの宵だ
淑やかに見える花びらが
桃色に照らされて落ちる
朝に見る帰り道
退屈だな余裕もないけど
乱雑に散り落ちた花踏んで歩く
行き先なんて決めてないから
上だけ見るけど眩しいだけ
刻々と変わりゆく目から逃げ
一人だけあぶれゆく
淡々と繰り返す宵にただ
惚れてしまっただけだから
まだふらりと歩かせて
今日で物語終わってしまうなら
諦めて全て捨てるよ
宵闇の月にさえ捨てられた
僕のことは誰も照らせない
手を上げたら雲が僕を避けた
結局また、ここにいるんだ
今日に留まっていられるなら
顧みずに今を追うよ
月明かりが照らしてくれるから
嗚呼美しい独りの宵だ
淑やかに見える花びらが
桃色に照らされて落ちるから
まだ僕はこの宵を彷徨っていたいんだ