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【物語】
剣と魔法の世界に、声を出せない障害を持つ少女が暮らしていました。
その世界では、障害を呪いと呼んでおり、少女は村で迫害を受ける日々を過ごしていた。
彼女は孤独に包まれながらも、微かに記憶に残る母を求めて旅に出ました。
旅の途中で、少女は赤い龍と出会います。
赤い龍は弱っている様子でした。
心優しい少女は龍の怪我の手当をし、水を飲ませるなど、精一杯世話をしました。
龍は少女に恩返しをするため、少女が水を汲むために使っていた竹筒の中に入り、少女と共に旅をすることになりました。
竹筒から出てきた龍は小さくなっていましたが、依然として赤い姿をしていました。
その後、少女はさまざまな色の龍たちと出会いました。
彼らは赤い龍が慕う少女に興味を抱き、少女の旅に同行します。
それぞれの龍は得意なことを活かして少女を助けました。
赤い龍は攻撃的な性格と炎を吐く力で少女を守る。
青い龍は水や地を自由に泳ぎ回ったり、少女におしゃれを教えた。
黄色い龍は底抜けの明るさで少女を励まし、誰よりも早く地を駆ける。
黒い龍は知略に長けており、算術や歴史などの知識を少女に伝え、人間社会で生きる術を教えました。
旅の終わりに少女は、どんな人間でも学べる寺子屋を開くことを決めました。
寺子屋では知識や交流を通じて、障害への理解や様々な差別をなくすための活動を行うためです。
寺子屋は『龍のささえ』と名付けられました。
少女は龍たちの力と旅の経験を胸に、多くの人々へ愛と教えを与える場を提供することで、世界をより良い場所に変えることを願ったのです。
寺子屋は心優しい美しい女性と、数匹の龍がいるという噂を聞きつけた多くの人々が学びに訪れたそうです。
…おしまい。