■背景
創業70年以上の老舗として地元に根付いてきた一方で、顧客層は50〜70代が中心。若年層(特に30代子育て世帯)の来店がほとんどない ことが課題となっていました。
店主ご夫婦はSNS発信を始めたものの、
「何を投稿すれば若い人に届くのか分からない」
「原材料費の高騰と来店減少で売上が横ばい」
「ECも機能していない」
など、どこから手を付けるべきか判断が難しい状況でした。
■ゴール
オンライン(SNS/Web/EC)を活用し、
若年層の新規顧客獲得と、売上の底上げにつながる仕組みを整えること。
■アプローチ
現状把握〜世界観整理〜実務伴走まで、一連のブランド構築を実施。
1|価値の“言語化”からスタート
複数回の深いヒアリングで、老舗の強み・ご夫婦の人柄・製法のこだわりを抽出
作り手が思う価値と、消費者が感じる価値のズレを確認するため、 店頭で実際にお客さまへヒアリング
2|現場・競合・市場の徹底調査
卸先の小売店をすべてまわり、商品の手に取られ方や陳列、顧客層を分析
競合店舗へ訪問し、差異化ポイントを洗い出し
オンラインの競合調査も行い、投稿内容・世界観の方向性に反映
3|SNSの改善と「伝わる」発信設計
毎日の投稿を分析し、反応が高い切り口を強化
ご夫婦それぞれが語りやすいテーマを切り分け、 無理のない自走型の運用体制 を構築
老舗ならではのストーリー発信の必要性から、note参入をサポート(記事企画〜構成まで)
4|顧客との関係性を育てる導線づくり
Google口コミの重要性を説明し、常連さんへの誘導と返信方法をアドバイス
公式LINEを新規導入し、SNS/note/ECへの 複数チャネル導線 を設計
ファン化を高めるコミュニケーション設計を支援
5|若年層向けの新ECを構築
既存の自社ECは改善が難しい状況だったため、
BASEで新たに若い層向けのECを構築(撮影・補正・デザイン・文章すべて対応)
6|店頭で“選ばれる理由”を可視化
POP・プライスカードを一新
「何が良いのか」「なぜ買うべきか」が伝わる設計に変更
現場でのPOPの付け替えも対応
7|最終的には1ヶ月で“自走”できる体制を確立
SNS運用に必要な思考(顧客理解・ニーズの掘り起こし)まで伝え、独り立ちを支援
■制作物
ブランド構築(ストーリー設計/価値の言語化)
BASE ECサイト構築(デザイン/撮影/画像補正/ライティング)
パッケージデザイン(1種)
POP/プライスデザイン
公式LINE構築・リッチメニュー
ショップカード
SNS運用支援(分析・方向性の策定)
■アウトカム(成果)
✔ サポート初月から小売売上 前年同月比 20%アップ。オンラインだけでなく、リアル店舗の売上にも波及。
✔ SNSを通じて交流が増え、来店につながる動線が確立。Instagram・Xでの顧客とのやりとりが増加し、新規の若年層が実店舗に来店。
✔ 店主ご夫婦に顧客を見る力が定着。
発信の視点が「伝えたいこと」から 「相手が知りたいこと」 に変化。
✔ 店主の人柄を慕うファンが増加。
商品の美味しさ+ご夫婦の温かさがより伝わり、
卸先の小売店ではなく、ご夫婦のいる店舗を選んで訪れるお客様が増加。
✔ サポート終了後も、自走で地域を巻き込む存在に
異業種交流会の主催、ワークショップ参加、他事業者とのコラボ支援 など、地域の中心として活動され、ブランドの発信が継続&拡大。