デジタルハリウッド大阪校の課題にて制作した、静止画によるホラー表現作品です。
平成初期のデパートのトイレを舞台に、管理が行き届かなくなった空間に起こる怪奇現象をテーマに制作しました。
「既視感」と「違和感」が入り混じる恐怖感を狙い、時間軸と視点を変えた4枚のビジュアルで構成しています。
【制作ツール】
Maya
Substance Painter
Photoshop
【制作時期】
2024年6月
【制作期間】
モデリング: 32h
ライティング :8h
レタッチ :5h
各カットの説明
1枚目:
閉まった個室のドアノブに視線が行くようにライティングを調整。血のついたノブと、ドア下から流れ出す血痕により、"中で何かが起きた"ことを想起させる構成としました。
2枚目:
時間経過後のカットで、トイレが使用禁止に。
貼り紙には「中には誰もいません。返事をしないで!」という異常な警告文を配置。日常と非日常が交錯する薄気味悪さを演出しています。
3枚目:
夜中に警備員が現場を確認しているシーン。
光源の位置や照射の演出で緊張感を演出し、レンダリング後にノイズや質感加工を加えることで、リアルさと不気味さを強調しました。
4枚目:
さらに時間が経ち、トイレで“何か”が起こった後のカット。
血痕と衣類だけが残され、人物は行方不明に。2〜3枚目に登場していた“探されていた男”の最期を示唆しています。
5枚目以降は3D制作に入る前に描いたコンセプトアートです。1枚45分~1時間半程度で描いています。