好きな人を想うと、ドキドキして、火照って、心臓が脈打つことも、血液が巡っていることも、いつもよりはっきりわかる。
たった一つの言葉が愛おしくて、私だけの言葉が欲しくなって、触れたくて、
好きな人の好きなもの全部知りたくて、好きになりたくて。
触れてこなかった世界に飛び込むことができたり、何かに挑戦できたり、辛いことも頑張れる、、好きな人を想う自分も好きになれる、魔法の感情。
一目惚れ、片思い、両想い、横恋慕、憧れ、色んな"好き"があって、その好きの中にもまた、いろんな種類の好きがある、いろんな色の"好き"。その感情全部がたった一人の人に向けられたものだなんて、、なんて綺麗で、美しくて、素敵なのだろう。
[使用素材]
・Jacket body→wool
・puffsleeve
→angelfeather(organdy)
・Inflate sleeves→tulle
・sleeve frill→ spark klepon
・drape・ button →satin
・piping→bias tape(satin)
私の中で、恋のイメージはやっぱりピンク。でも、どんなピンクがいいとかいう拘りは一切無く、いろんなピンクが使いたかった。上記にも綴ったように、色んな恋があると思っているからです。
「誰をいつ好きになるかなんて自由だし、自分で選べるものでもない。恋人がいる人や立場が違う人を好きになったり、性別関係なく恋をしたり、人間に限らず、恋をしたり、本当に人それぞれ。たった一言で舞い上がって、傷ついて、感情が常に忙しく混乱している状態だけど、好きな人を想う時間はキラキラしてる、見える世界も全部。"好きすぎて辛い""いっそのこと嫌いになりたい"、幸せなことばっかりじゃないかもしれないけど、でも、いつだって、溢れるくらいの好きが、恋してる私が、私を創るんだ。」
心にあるこの感情がこの作品を作る材料であり、燃料でした。
ギャザーをたっぷり寄せたフリルは、"脈、血液、巡る、"みたいなイメージで、ドキドキする感情と、鼓動そのものを表し、ドレープ部分は、短長のコントラストを意識しました。それは、感情は一定では無いからです。欠けてしまうことだってある、そんなイメージで作りました。
光に当たってキラキラするような素材を選んだのは、恋してときめいてる感情を表したかったからです。ジャケット本体のサイズも原型より大幅に大きくして、とにかくボリュームを意識した、恋って収まることのない感情の海だと思うので。
自分の表現したい感情そのものを服として作品にできたのは本当に嬉しい。幸せだな、好きだな。ほら、これも恋だ。
この作品は私の感情そのもの、私の化身と言っても過言ではありません。
ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。本当に嬉しいです。あなたの恋が、太陽に照らされて光るこの服のように、キラキラしたものになりますように。