冬から春に移り変わる時期、朝の散歩で木々からは新しい芽が芽吹いているのに気がつく。
昨日はそんなことはなかった気がしたのに、空に広がる枝は静かなものだったのに、その存在をふと認めるのはいつも突然だ。
近隣の木々が示し合わせたように一斉に芽吹く活動にいつも驚く。
あんなに静かに停滞しているようにみえた枝木は、その実内側で大いに活動しているのである。
そういった樹木の活動は人の見られない時のいつかの時間に行われているような気がする。
本当のことは樹木に関わる人や運の良い人しか明かされない秘密のようなものに思う。
そんな目には見えない大きな活動を描いた。